BlockOrder

BlockOrder 1.0.0

クリック証券(旧 GMOインターネット証券)のWebサービスAPIを利用して、OCO注文やIFD注文を混合で任意の回数繰り返したり、IFO注文(IFD -> OCO)を逆の順序で実行したり、通常は指値・逆指値から選択するIFD注文の新規注文を成行で行うなど、ブロックを一つずつ積み上げていくように、より自由に各種注文を組み合わせることができます。


ダウンロード

まずはシストレFXグランプリにエントリーしてデモ口座を開設し(実口座の開設は必須ではありません)、デモ取引版で各注文の操作方法などをご確認ください。

デモ取引版:BlockOrderDemo100.msi (353KB, 2008/07/30)
(現在は公開を停止しています)
(シストレFXグランプリに参加されている方や、リアル取引用のユーザーIDなどを使わずに試してみようという方向けです。デモ取引用のID及びパスワードを入力してご使用ください)

ブログ/掲示板/メールでご意見・ご希望などお寄せください。よろしくお願いします。

動作確認済みOS

WindowsXP SP3/SP2
Windows2000 SP4


設定方法

設定は注文順に行ってください。追加ボタンをクリックすると新しい行に追加されていきます。

  1. 一連の注文のはじめに「スタート」を選び、追加ボタンをクリックします。
  2. ブロック2で注文タイプ(注文が1つならIFD、2つ設定して値動きによりどちらかのみ実行するならOCO)を選び、追加ボタンをクリックします。
  3. ブロック3で通貨ペアなどの注文条件を指定してください(IFDなら1つ、OCOなら2つ)。自動売買なので通常は指値注文と逆指値注文のいずれかを使用することになるかと思いますが、いちおう成行注文も使えます。
  4. 返済注文と新規注文の紐付けは、新規注文の「注文番号」のセルに返済注文の行番号を入力して行います(このすぐ下の「試してみよう!」をご確認ください)。
  5. 一連の注文の終わりに「ゴール」を選び、追加ボタンをクリックします。受信開始ボタンで監視を始めます。

試してみよう!

例えば、

  「はじめに2つの新規注文を出し(=OCO)、いずれかが約定したら、別の新規注文を出す(=IFD)」

という、IFO注文(IFD -> OCO)と逆の組み合わせをしてみます。さらに、IFDで出した新規注文の返済も行います。

  1. 通貨ペアを取得するためまずログインし、ブロック1で、「スタート」を選び、追加ボタンをクリック

  2. ブロック2で、「OCO」を選び、追加ボタンをクリック
  3. ブロック3で、「新規・指値・USD/JPY・買・取引単位数1・注文レートを現在のレートより低め」と設定して、追加ボタンをクリック(右画像のようにします)
  4. OCOなので、もう一度追加ボタンをクリック(設定を変えても構いません)

  5. ブロック2で、「IFD」を選び、追加ボタンをクリック
  6. ブロック3で、「新規・指値・USD/JPY・買・取引単位数1・注文レートを現在のレートより低め」と設定して、追加ボタンをクリック

  7. ブロック2で、「IFD」を選び、追加ボタンをクリック
  8. ブロック3で、「返済・指値・USD/JPY・・取引単位数1・注文レートを現在のレートより高め」と設定して、追加ボタンをクリック
  9. ここで新規注文と返済注文の紐付けのため、新規注文の注文番号のセル(6行目)をトリプルクリック(3度続けてクリック)、返済注文の行番号である8を半角数字で入力

  10. ブロック1で、「ゴール」を選び、追加ボタンをクリック

ここまでの設定で、下の画像のようになると思います(現在のUSD/JPYレートが108円前後の場合)。


あとは、「受信開始」ボタンをクリックして運用開始します。
開始されると、まずはじめの注文が実行され、一番左のセルに【監視中】、一番右のセルに注文番号が表示されます。
スタート〜ゴールのまとまりが複数ある場合は、それぞれのはじめの注文が実行されます。

      

OCO注文のうちいずれかが約定すると、約定した注文には【約定済】、もう一方の注文はもう不要なので取消を自動的に実行して【取消済】、さらにその次のIFD注文を出して注文番号を表示し【監視中】と表示します。普通は「受信開始」ボタンを押して放っておきますが、すぐに動作を確認したい場合は、クリック証券の取引サイトにログインし、4行目の注文番号が付いた注文の指値を現在のレートに変更し、強制的に約定させてみてください。

      

次の返済についても同様に動作し、自動的に実行します。


その他、 例えば、レンジ相場が予想されるためIFDを繰り返して自動的に行いたい場合(RIFD:リピートイフダン)には、下の画像のようになります。現実性は別として、反復する回数に制限はありません。

また、下の画像では、

  1. (2-4)まずOCO注文を2つ出しておき、いずれかが約定したら、
  2. (5-6)IFD注文で続けて指値注文を出し、約定したら
  3. (7-9)OCO注文で・・・
  4. (10-11)はじめに出した注文の返済を行う

というような注文をまとめて設定しています。

行番号の右には、

が表示されます。

設定済みの注文の削除には、削除したい行をクリックしてから、ウィンドウ左上の削除ボタンをクリックしてください。
(スタート・ゴールなどの用語はあまりふさわしくない気がするので変更を考えています。ふさわしい用語があればお聞かせください)


利用方法

  1. クリック証券で取引口座を開設してください。デモ取引用では以下の2-4の設定は必要ないようです。
  2. クリック証券のサイトにログイン後、 ページ上部にある「各種サービス」タブから 「Webサービス」 ページへ進みます。
  3. 「Webサービス利用設定」のリンクをクリックして、利用設定画面に移動します。
  4. 取引暗証番号を入力し、[開始]ボタンを押下して、Webサービスの利用を開始してください。
  5. BlockOrder をダウンロード・インストールし、デスクトップに作成されるアイコンをダブルクリックして起動します。

更新履歴

2008/07/30
1.0.0公開

2008/07/24
0.9.0公開


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